自分の肌の状態に合わせて使用比率を変える

スキンケアとその種類

スキンケアとは水分保持機能や皮脂の代謝機能、外分泌機能など肌の生理的機能が働けていない部分を補うとともに、エイジングサインを予防することです。エイジングサインとは肌の生理的機能のバランスが崩れることによって起こる、しわやたるみ、シミなどをいいます。スキンケアには主に5つの種類があります。1つ目はメイクなどの油汚れや毛穴につまった角栓、黒ずみなどを落とすクレンジングです。2つ目は外気による排気ガスや雑菌などを落とす洗顔で、3つ目が肌に水分を与える化粧水。4つ目が肌の水分蒸発を防ぐ乳液となり、5つ目が肌に油分を与える保湿効果と、うるおい成分の蒸発を防ぐクリームです。これらをバランスよくおこない、生理的機能を整えることで美しく健やかな肌が保てます。

肌のタイプや状態に合わせて使用比率を変えることが大切

スキンケアは、むやみやたらにすべて行っていればよいというわけではありません。肌のタイプや状態に合わせて行い化粧水や乳液、クリームなどの使用比率を変えることが大切です。肌のタイプは水分と皮脂の量によって、大きく4つに分類できます。水分と皮脂が多い脂性肌に、水分と皮脂が少ない乾燥肌。両方が含まれる混合肌と、バランスが整っている普通肌です。肌タイプは固定されているわけではなく、季節や健康状態などによって変化します。自分の現在の肌タイプや状態を知ったうえで、スキンケアを行うことが重要です。例えば、べたつきやテカリが気になる脂性の肌にはクレンジングと洗顔を丁寧に行い、油分を与えるクリームの使用比率を抑えるとよいでしょう。また、乾燥肌の場合は、皮脂を取り過ぎないクレンジングや洗顔をして、水分と油分を十分に与えることが大切です。正しいスキンケアをして健康な肌を維持していきましょう。